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拘りの人の拘りを聞く「拘りの鉄」

第16回 「獣化」 冬風 狐氏
獣化
(2007年10月掲載)


獣化への拘り~拘りの鉄「獣化」 冬風 狐


 はじめまして、「冬風書館」管理人の冬風 狐と申します。この度は「獣化」について思う存分に語れると言う貴重な機会を下さいました、日頃お世話になっておりますX-rated search のDAI様に感謝したいと思います。
 自分にとってこの様な依頼は初めてなものでして果たしてこの様な内容で良いのかと内心不安ではありますが、よろしくお付き合い下されば幸いです。

・今に至るまでの略歴
 さてまずは初めての方が殆どでしょうから軽くサイト、何よりも自分が「獣化」と言う分野を知りそこで小説を書く様になったか簡単に略歴を書きたいと思います。
 振り返ってみますと自分が本格的に獣化に取り組む様になったのはここ数年のことでして、とにかく言えるのは当初は別の目的でネットないし同人に入った自分が、「獣化」を含んだ"獣人・獣"と言った世界に触れたきっかけは、間違いなく浅美裕子さんが以前にジャンプにて掲載されていた「WILDHALF」、それもその中のワンシーンの描写であったとだけここでは言うとしましょう。
 その後はまずは通常の獣化を含まない国内ないし海外の獣人系サイトを色々と見て周るのに数年をかけた後、日本語での獣化を含んだ様々な存在への変身をテーマとした小説サイトへと至り、小説による獣化と言う物を知ったのです。
 そしてそれから一年ほど経過した頃に、某巨大掲示板の一角に出来た獣化小説に関するスレッドに半ば勢いで小説をちょうど秋も半ばに投稿するに至り以来獣化をテーマとした小説、つまり獣化小説を綴る様になりました。その時点で最初の「WILDHALF」を読んで直感的に感じた日からはかなりの日数が経過しており、今のサイト「冬風書館」を立ち上げる平成17年1月2日までは更に数ヶ月を要したのでした。そしてその後は同人活動に進出する等して今に至っています。

・自分の抱く"獣化"への思いと考え
 以上の経歴を踏まえて、今ここにこの様な書く機会に恵まれました。ではどうして「獣化」に拘るのかと言われればそれは獣化に対して憧れを抱いているからでしょう、少なくとも獣化が実際に出来るのであればして見たいと思います。最も今の自分自身が嫌だからとかそう言う理由ではなく、純粋に人とは別の存在になるのはどう言う事なのかと言う事に興味がありどこか思う事に気持ち良さを感じてしまうからです。
 もし仮に人とは別の物になると言うのならそれは決して獣、つまり獣化で無くても良いではないかと言われそうですがその様な貴重な機会だからこそ好む物になってみたいと思う訳です。自分の場合は獣でも特に狐、さもなくば猫、それか燕を望む所でしょう。矢張り好きだからと言うのもありますし獣人ないし鳥人であれば文句なし、とは言え現実に起きる事が不可能であると言う事が分かりそれでも好むからこそ、獣化を自分は小説として書き連ねているのだと思います。
 ですから書き上がっても納得がいかないと基本的には掲載しない考えでいます。よって書き直しに回して更に時間を費やしてしまったり、お蔵入りさせてしまう事もしばしばあります。余りにするのも問題ではありますが好きだからこそついつい拘ってしまうのです。


 以上の事から「獣化」と言う分野は何らかの思いや拘りがあればあるほど深まるのではないかと思えます。なお自分の場合はまず、一口に獣化と申しましても獣、つまりキツネや犬・猫・馬と言った四足獣や鳥類に代表される完全なる動物への変身と、狐人や犬人・猫人と言った二足歩行のヒト体形であってモチーフとする獣の顔を始めとした獣毛や尻尾等の器官を備えたいわゆるヒトと獣の中間の存在とも言える"獣人"への変身は別枠であると言う事です。
 どうしてその様な事に拘るのか、どちらも人では無くなる変身つまり獣化ではないか?と言われてしまえばそれまでなのですが矢張り自分の中では同一視出来ないからです。よって変身するという点は同じでありましても獣人と獣は別物としないと気が済まず・・・故にサイトの中では獣化小説と銘打っていても、分類としては前者の"獣化"と後者の"獣人化"と2つの表記を使い分けております。またこの「獣化」と言う言葉は範囲を絞ってしまえばただ動物のみが対象となってしまいますが、自分としては"鳥化・竜化"として時に区別される場合もある鳥や竜の類も含めて捉えています。
 獣化に更なる要素を、例を挙げればTS・TGと言った性転換やふたなり化と言った獣化とは違う別の変化を加えるのもまた一興でしょう。獣化でただでさえ容姿や能力に変化が生じているところに更なる変化を持たせる事で、より異形感を際立たせるのに有効ですし、設定によっては能力変化の一部となってしまうかもしれませんが更に液体化等も付け加えることも無理ではない話です。そしてこの様に様々な要素と絡めるのも比較的容易であるのも獣化の魅力の1つであり、ネタとして考える段階から書くに至るまでの間にてとても楽しみとしている事でもあります。

・獣化後の容姿・能力
 獣化後の容姿については人の体に猫耳や狐耳、あるいは尻尾をつけただけで獣化とする人もおられますが自分の場合は獣化ではなく○耳化等として見ています。事と次第によっては例外によって認めてしまう事も実際のところはしばしばなのですが、矢張り獣化と言うならば人間とは明らかに異なる獣人、例を挙げるなら「WILDHALF」のサルサや田中吉康まで行かないと残念なものです。「×××HOLIC」の狐の父子まで行けば完璧、ちなみにあの狐の父のノリは大好物です。
 また獣人と化した場合・・・獣になったのなら言うまでも無いことですが、人との差別化を図る為にその足は獣足と可能な限りいるように心がけています。そしてその能力はモチーフとなった獣や鳥、また竜や妖狐と言った架空の存在であってもそれらの持つと言われる能力はある程度は使えるべきでしょう。全く使えないのでは実質人間と変わりませんし、人とは異なる存在であってせっかく人に限りなく近しく矢張り異なる存在なのだからもったいないと感じてしまいます。
 とは言えこれらは可逆、つまり獣化後に再び人に戻れるのか、不可逆、獣化したらそのまま戻れないのかと言う展開によっても差異を持たせるのが必要ですからその時に応じた使い分けが不可欠です。


・獣化の手段とネタ、そして楽しみ方
 獣化の手段とネタとなりますと様々な物がありますが未知の薬品等の注射ないし投薬による獣化と言うのはある意味お約束でしょう、これに拘束等が加われば正に改造実験ネタとしてそのまま仮面ライダーの怪人的な改造手術や洗脳(MC)にも波及させるのは容易です。また何者かによる呪いや妖術そして憑依と言うのも、前者を現代的な手法とするなら古典的な古くはギリシア神話等の古代神話にも見受けられる古典的な方法として矢張り定番ですし根強い人気があります。
 自分としましてはこの2つに関しますと初期の頃は投薬による物をよく考えていたのですが、最近では狐好きの度合いが深まるに連れ狐のトリックスター性に惹かれて狐の悪戯や呪い、妖術と言った方面にシフトしつつあります。また俗に言う"スウツ"と言う素材は基本的にラバー的な全身を覆う獣や竜等を模った装束を纏い、素材と体とが密着の果てに融合して獣化と言うシチュエーションも中々食指が動くところでして、この今挙げた3つ以外でも色々と考えてしまうところです。
 ネタの題材となるのはそれこそ日常の全てがなるといっても過言ではありません。神社、古代遺跡、交通機関、学校、商店街・・・日頃見慣れている、ありふれている物あるいはニュースや文献の中から見いだしてネタとしてある程度まで膨らませて展開させるのはそれは大きな楽しみですし、それが前述した獣化への憧れとあいまって余計にこのジャンルに拘ってしまうのかもしれません。


 また獣化のネタを考えるにあたっては余りに常識や現実に縛られすぎないのも肝要です。絵の場合はまた違ってくるのでしょうが小説ですと、例えば馬をネタにした小説を考えた時に人が馬に変身して競馬に出ると言う物が浮かんだとします。現実の世界では競走馬と言う物は厳密に世界規模で管理されている存在ですから、そもそもいきなり登場した馬がいきなり参加したりするのは事実上不可能な事です。
 だからと言ってそれを四角四面に言って考えるのをやめるのもまた自由ですが、むしろそう言う規制・規則を無視して・・・もちろんある程度の節度は不可欠ですが独自のルールを決めてしまう等、独自の世界観を存分に育めるきっかけと成り得るのも獣化の美味しいところです。またその様な小説に対して頭の中で突っ込みを入れ、現実との比較をしつつ読んでいくのも楽しみの一つと言えるでしょう。獣化に限らずそれの起きた世界観だけでも楽しむ事が出切る事、そして何よりも出来ない事が可能になる、それが「獣化」の最大の魅力であると感じます。そう獣化出来ると言う一点でそこはもう現実ではないのですから。

・終わりに 以上、長々と乱文ではありますが獣化について自分の思いと小説と言う点からしたためさせて頂きました。お付き合いいただきありがとうございます。自分としては日頃無意識の内に感じている事柄も多かったので書く上で意識している事は何なのか、と見直すことも出来て真に貴重で楽しい機会だったと感じます。
 獣化と言うのは実際のところ、小説に限らず絵においても共に創り手の数がまだ少なく、文中にも書いた様に他の物と組み合わせる事で色々と未開拓な展開が期待出来る柔軟な分野でしょう。ですからこれを機会に少しでも興味を抱いて下さいましたら幸いですし、その橋渡し役となれたら幸いに思います。また何かございましたらサイト内にあります連絡手段を通じてお気軽にご連絡下さい、可能な限り対応したいと思います。
 そしてこの様な機会と場を提供して下さいましたX-rated search様に改めて深く感謝したいと思います、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


 平成19年9月28日 冬風書館管理人冬風 狐


このページに掲載されている文章の著作権は冬風 狐氏に帰属します。無断転載を禁じます。
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